徹底!陽子の祭壇闡明ガイド

2017年06月09日

宗教や宗派で備えていいものといけないもの

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葬儀が行われるとき、通常は何らかの宗教や宗派に基づいて行われます。最近は無宗教で行うことも可能です。無宗教の場合は、宗教による決まりに縛られることなく行うことが可能になります。一方、何らかの宗教、宗派に基づいて行うときは、決まりを守るようにしないといけません。

祭壇にはお供物を置きますがいろいろな種類があり、何を供えるのがいいのかわからないこともあるでしょう。仏式においては花をお供えします。絶対これにしないといけない決まりはありませんが、あまり鮮やかすぎるものは使われませんでした。

白い菊、ユリ、カーネーションなどが多いとされます。故人の好みの花があるときは、そちらを供えることもあります。花以外としては、今後必要になってくる線香、抹香、ろうそくなどがあります。食べ物として果物やお菓子などを供えることもあります。

水引が付いたのしを付けますが、地域によって異なるようです。東日本では、黒白か双銀5本結び切りを使います。西日本では、黄白か双銀5本結び切りを使うことが多くなります。果物を籠などに入れて供えるときは黒いリボンをかけることもあります。

表書きにお供えなどと書きます。供えてはいけないものとして、肉類、魚類、とげのある植物などは避けなければいけません。