徹底!陽子の祭壇闡明ガイド

2017年08月31日

どんなタイプの葬儀にも必要となる遺影

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葬送にかかわる事情や形態などの変化が著しいといわれています。以前に比べて費用や形式などを自由に選択できるようになっていますが、選択肢が豊富だということは迷いや悩みが生じてくるということでもあります。そのため、できるだけ早い段階から情報を入手し、比較検討しておくことが推奨されているようです。

また、昔と比較すると形態ではなく、故人の意思や家族の希望が反映されやすくなっています。後悔しないお別れを行うためにもどんなものを希望するのかを明確にしておくことが大切です。もちろん家族と話をする機会を設けてよく話し合っておくことも重要だといえるでしょう。

様々な形式で行うことが可能になっている葬儀ですが、どんなタイプでも祭壇と故人の写真は欠かすことができない要素のひとつとなっています。祭壇は、宗教的な儀礼を執り行うのであればその様式にする必要があります。

最近は宗教色を取り除いたタイプの無宗教葬で故人を送る人もめずらしくありません。その場合は、故人の希望があるのならその通りにし、そうでない場合はできるだけ故人を偲ぶことができる形態にするのが一般的になっています。

葬儀において、遺影はその場の中心となり、故人の代わりを果たすものとなっています。以前であれば無表情で正装したものが通常でしたが、近年は笑顔のものや華やかな服装の写真が好まれるようになっています。葬儀は悲しい場ですが、故人らしい遺影を選ぶことで、よりその人柄を偲ぶ場にすることもできるのかもしれません。