徹底!陽子の祭壇闡明ガイド

2017年06月25日

形式が多様化し、簡素化して経費の節減が進む葬式

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近親者が亡くなって急に喪主を務める場合がありますが、平素、具体的なことを殆ど考えていない人が多いはずです。そこで、葬祭業者に相談する前に予め近親者だけで葬儀の形式や参列者の規模等をまとめておく必要があります。

その後、近隣地域で空いている葬場を探し出して業者と葬儀の日程ややり方を協議し、かかる費用の見当をつけてお金を用意しなければなりません。以前、心の準備が整わない内に業者の提示するパックプランの中から適当と思うプランを選んでしまい、精算する段階で費用明細を見て予想外に高額な請求に驚いたり、不要なサービスが含まれていて業者とトラブルになるケースがあり、社会問題となる時期があったからです。

そこで、葬祭業界としてこの悪評をなくして明朗会計化を図るため、契約段階で内訳を明示するようになり、トラブルがすっかり減少しました。しかしながら、今でも何も考えずに協議すれば必要でないオプションまで含まれて、支払いが増えてしまう傾向のあることに変わりがありません。

また、一般葬、家族葬等の区分けで参列者の人数が大幅に異なれば会場の広さにも関係するので、会場費が異なってきます。近年は親族の人数も減った上、隣近所の付き合いの希薄化が社会の風潮となり、通夜と告別式を省略して火葬に付すやり方が増えているようですが、それでも遺体搬送から火葬場で荼毘に付して遺骨を骨壺に入れるだけでも10万円程度かかるようです。

このように、かかる費用も大きく違うので、見積もり段階で希望内容との過不足をチェックしておくことが必要です。業者選択では複数の見積もりプランをもらって比較検討し、直接、担当者と面談して人柄がよく、信頼のおける業者を選ぶことが必要です。

費用区分としては通夜と告別式に関わる金額が最も大きくなりますが、無理のない葬式とするには祭壇周りや供花あるいは、お棺等にグレード分けがあるので、その内訳をしっかり把握して選ぶことが大切です。また、参列者への飲食の接待等を行うのであれば料理や飲み物を用意する都合上、人数の把握も大切です。

その他に、読経料や戒名料等のお寺関係の支払いがありますが、「お気持ちで結構です」と言われることが多く、はっきり決まったものがないので、予め、相場を調べておくことがコツのようです。

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